2016年01月23日
「障害者」ってどんな人? 当たり前について考える
先日、NPO法人メインストリーム協会 代表の廉田 俊二さんの講演を昨日大阪狭山市役所で聴講してきました。
テーマは「『障がい者』ってどんな人?」~当たり前について考える~
廉田さんは障がい者観を変えると言っておられました。健常者が持つ障がい者観は大変、可哀そうなどがあるが障がい者仲間からは障害があってよかった、このままでいいと言っている人ばかりとも仰られていました。
廉田さんご自身が中学生の時に体育館の屋根から落ちて脊椎損傷となり神経がやられて下半身の感覚がないとのこと。姫路のご出身で姫路では夏のお昼ご飯と言えば「そうめん」揖保の糸に決まっているそうで、その頃知り合いのおじさんがハワイに行った時にそうめんが食べたくなったが何処にもなかった、と話しているのを聞いた廉田少年は「よし!ハワイでそうめんの店を持とう」と決め、高校卒業後単身でハワイに行ったところ確かにそうめんの店がないということをその目で確かめてきたそうです。帰国後まずは経営や英語を学ばなくてはいけないと大学へ進学、大学時代は「旅人」となり(旅人は野宿が基本)各地を旅されたそうです。当時合コンも何度かしたがうまくいかず友人と韓国で合コンする計画を立て1ヶ月間韓国へ車で渡り、そこで日本から来た学生と出会い、彼らが捜している人物(人権を研究されていた方)を一緒に探し求め、出会った人物に影響を受けたことが現在の自立支援活動に結び付いたそうです。
廉田さんがお話しされたことを十分理解できておりませんが、大事なことは障がいを持った方もそうでない方とも自然体で向き合うことなんだと感じた次第です。
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